音楽を発信するアカウントを、これから作る。それだけで、少し緊張しますよね。でも大丈夫。この記事は、スマホ1台だけで、名前を決めてプロフィールを整え、最初の投稿の準備までを、順番どおりになぞれるように書きました。むずかしい言葉は噛み砕き、そのまま使える例文とチェックリストも用意しています。顔出しなしでも、まったく問題ありません。今日、あなたの「音楽用の場所」を1つ作りましょう。
アカウントを作る前に、どのSNSで作るかだけ、ざっくり決めておきましょう。ここで長く悩まなくて大丈夫です。「歌や短い演奏を気軽に見せたいならTikTokかInstagram、演奏や解説をしっかり残したいならYouTube」。迷ったら、自分がふだんいちばん見ているアプリにしてください。使い分けの詳細はどれから始める?の記事にまとめています。
そして大事なこと。最初は1つだけで十分です。全部同時に作ると、それだけで疲れて続きません。1つで慣れてから足していきましょう。
ここは難しくありません。極小ステップに割ると、こうなります。
これで箱はできました。ここまで5分ほど。「もう作れた」という手応えを、まず一つ持ってください。ちなみに、既に個人用アカウントがある人も、音楽用は分けて作るのがおすすめです。日常と混ざらないほうが、投稿に迷いがなくなります。友だちの日常投稿と音楽の投稿が同じ場所に並ぶと、どちらの見せ方も中途半端になりがちだからです。同じメールアドレスで複数のアカウントを持てるので、分けても手間はほとんどかかりません。
名前は「呼ばれたい活動名」でOK。本名である必要はありません。ただ、あとで見つけてもらいやすくするために、次の3点だけ意識してください。
ユーザー名(@から始まるID)は、後から変えると告知が面倒なので、最初にある程度気に入ったものにしておくと安心です。もし希望の名前が他の人に使われていたら、末尾に「_music」や「.jp」を足すなど、少し工夫すれば取れることが多いです。ここで完璧を求めて何日も止まるより、7割の気に入り具合で決めて先に進むほうが、結果的にうまくいきます。名前選びで迷ったらアーティスト名の決め方に、検索対策まで含めた視点をまとめています。
アイコンは、あなたの「顔」がわりに毎回表示される大切な部分です。でも、自分の顔写真である必要はまったくありません。顔を出したくない人でも、選べるものはたくさんあります。
| アイコンの候補 | 向いている人 |
|---|---|
| 楽器や手元の写真 | 顔は出さず、雰囲気を伝えたい |
| ロゴやシンボル | 世界観をきちんと作りたい |
| イラスト・キャラ | キャラクターで覚えてもらいたい |
| 後ろ姿・シルエット | 人の気配は出したいが顔は隠したい |
コツは一つだけ。小さく表示されても、ぱっと分かること。アイコンは一覧では豆粒サイズになるので、細かすぎる写真より、はっきりしたものが向いています。顔出しをしない発信全体の工夫は顔出ししたくない人のSNS発信のやり方にまとめています。
プロフィールは、投稿を見た人が「フォローするか」を決める場所です。長く書く必要はありません。3行で十分。次の型に当てはめるだけで、それらしく整います。
1行目:何をする人か(例:弾き語りシンガー)
2行目:どんな音楽・誰に届けたいか(例:夜に効く、やさしい曲を)
3行目:更新のペースや一言(例:毎週金曜に新曲)
実際に埋めると、こうなります。タイプ別に3つ載せておきます。
【弾き語り】弾き語りシンガー / 夜、ひとりで頑張る人の隣にいる曲を / 毎週金曜に新曲
【DTM・作り手】ベッドルームで曲を作っています / 眠れない夜に効くチルな音 / 月2曲ペースで配信中
【カバー・歌ってみた】歌うのが好きな会社員 / 平成のバラードを今の空気で / 週末に1本アップ
プロフィールをもっと磨きたい人ははじめてのSNSプロフィールの作り方に、さらに多くの例文を用意しています。ここは後からいくらでも直せるので、まずは60点で埋めてしまいましょう。
投稿を始める前に、安心して使うための設定を、さっと済ませておきます。ここを一度やっておくと、あとで不安になりません。
全体の安全な始め方はSNSが全然わからない人のための音楽発信入門にもまとめてあります。心配なことがあれば、先にそちらも読んでおくと落ち着きます。
ここまで来たら、あと少しです。次の項目に全部チェックが付けば、アカウントは完成です。
ここでミニ事例を。楽器店に勤めるソウタさん(仮名・24歳)は「完璧なプロフィールを書こう」として2週間手が止まっていました。思い切って上の3行の型で埋め、アイコンをギターの写真にして公開したところ、拍子抜けするほど簡単に完成。「もっと早く作ればよかった」と笑っていました。アカウント作りに、正解探しはいりません。
箱ができたら、次は中身です。とはいえ、いきなり気負わなくて大丈夫。最初にやることは一つだけ——15〜30秒の短い演奏か歌を、1本出すこと。完璧じゃなくていいのです。1本出せば、投稿の流れが体でわかります。
何を出せばいいか浮かばない人は最初の1投稿の作り方に型を用意しています。今のショート動画は、最初の2〜3秒で見るか止めるかが決まるので、サビやいちばん聴かせたい一節から始めるのがコツです。フルの演奏より、15〜30秒の切り抜きのほうが届きやすい時代になりました。「一人で運用まで続けられるか不安」という人には、投稿をまるごと任せられるSNS運用代行という選択肢もあります。フォロワー3,000人未満の方が対象で、4ヶ月で+1,000フォロワー未達なら全額返金という約束をしています。全国どこからでもオンラインで伴走します。
A. 分けることをおすすめします。友人向けの日常アカウントと音楽用を分けると、投稿の内容に迷いがなくなり、活動用として見せ方も整えやすくなります。同じメールアドレスで複数のアカウントを作れるので、手間はほとんどかかりません。
A. 本名である必要はありません。呼ばれたい活動名で登録して問題ありません。読みやすく、検索したときに他と混ざりにくい名前だと、あとで見つけてもらいやすくなります。
A. 顔写真でなくて大丈夫です。楽器の写真、ロゴ、イラスト、後ろ姿など、あなたらしさが伝わるものなら何でもかまいません。大切なのは小さく表示されても分かりやすいことです。
A. 15〜30秒の短い演奏や歌を1本出すのがおすすめです。完璧である必要はありません。まずは1本出して、投稿に慣れることが大切です。何を出すか迷ったら、最初の1投稿の作り方の記事に型があります。
STAR ROUTE MUSIC AGENCY
スタールートは、SNSを始めたばかりの人を歓迎する音楽事務所です。プロフィールの整え方や最初の投稿の相談から、投稿をまるごと任せられるSNS運用代行まで、全国どこからでもオンラインで伴走します。相談は何度でも無料。作ったあとに手が止まってしまっても、そのまま話しに来てください。