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続け方・学び2025.07.14

音楽活動が続けられない人へ|続く人がやっている習慣

「また、やめてしまった」。曲作りも、SNSも、練習も、気づけば数週間ほったらかし。そのたびに自分を責めていませんか。先に言っておくと、続かないのはあなたの意志が弱いからではありません。この記事では、音楽活動が続かない人から実際によく届く声を質問のかたちで並べ、一つずつ本音で答えていきます。読み終わるころには、「明日また少しやってみよう」と思えるはずです。

Q. なぜ、こんなに続かないんですか?

まず、いちばん多い悩みから。「三日坊主ばかりで、自分が嫌になる」。この気持ち、痛いほど分かります。でも、続かない原因の大半は、性格ではなく設計のミスです。

人がやめてしまうタイミングには、はっきりした共通点があります。ハードルを高く設定しすぎたときです。「毎日1曲作る」「毎日投稿する」「1時間練習する」。宣言した瞬間は気持ちいいのですが、これは1日でもできない日があると、途端に「もうダメだ」に変わります。続く人は逆で、「これなら寝る前でもできる」というくらい低い基準から始めます。

もう一つの原因は、ゴールが遠すぎて、今日の一歩が見えないことです。「有名になる」だけを目標にすると、今日の10分に意味を感じられません。だから手が止まります。目標のほぐし方は音楽活動の目標の立て方で詳しく書いていますが、要は「遠い夢」を「今週やること」まで分解できているかどうかです。

POINT続かないのは意志ではなく設計の問題。原因はほぼ2つ、①ハードルが高すぎる、②ゴールが遠すぎて今日が見えない。どちらも、基準を下げれば解決します。

Q. やる気が出ないときは、どうすれば?

結論から言うと、やる気を待つのをやめるのが答えです。やる気が出たら始めよう、と思っているうちは、たいてい始まりません。順番が逆なんです。手を動かすと、あとからやる気がついてくる。これは多くの人が経験していることだと思います。

だからおすすめは、「やる気ゼロでもできること」を1つ決めておくこと。たとえば「ギターを1回だけかき鳴らす」「録音アプリを開いて一節だけ歌う」。これだけです。不思議なもので、始めると5分では止まれなくなることがほとんど。逆にその日で終わっても、「今日もゼロじゃなかった」で十分です。

気分の波が大きい時期は、無理に高いテンションを保とうとしないでください。凪の日は凪のまま、静かに手を動かせばいい。波の乗りこなし方は音楽のスランプの抜け方でも触れています。

Q. 忙しくて時間がありません

仕事や学業と両立している人から、いちばん切実に届く悩みです。答えははっきりしています。まとまった時間を待たないこと。「休みの日にまとめてやろう」は、続かない代表的なパターンです。休みは休みで別の予定が入り、結局手つかずになる。

現実的なのは、1日の中に10分の枠を1つだけ差し込むこと。歌なら一節、作曲なら4小節、SNSなら1コメント返す。それで十分に「進んだ」と数えます。今はスマホ1台で録音も撮影も投稿もできるので、通勤電車や昼休みが、そのまま作業場所になります。副業として続ける工夫は音楽を副業で続ける方法にまとめました。

大事なのは、「短くてもゼロにしない」こと。1日10分でも、続けば1年で60時間を超えます。まとめて数時間やって燃え尽きるより、確実に前へ進みます。

Q. 反応がなくてつらい。続ける意味を見失います

これは、技術の問題ではなく心の問題です。投稿しても「いいね」が数件。再生数も伸びない。誰にも届いていない気がして、手を止めたくなる。とても自然な感覚です。

まず知っておいてほしいのは、反応が出るまでには時間差があるということ。今のSNSは、過去の投稿がある日突然おすすめに乗って伸びることも珍しくありません。だから「今、反応がない」は「これからも伸びない」とイコールではないんです。

そのうえで効くのが、評価軸を外に置きすぎないこと。他人の数字と自分を比べると、たいてい心が削れます。比べる相手は「先月の自分」だけで十分です。SNS時代の心の守り方は他人と比べてしまう問題で具体的に書いています。数字を追う前に、まず一人の人にちゃんと届ける意識に切り替えると、続けやすくなります。

Q. 何度もやめる自分は、向いていないのでは?

やめては再開し、また止まる。この繰り返しに疲れて、「自分は音楽に向いていないんだ」と結論づけてしまう人がいます。でも、待ってください。やめてしまう最大の原因は、一人で全部を抱えていることです。

作る、録る、撮る、出す、分析する、落ち込む、また立ち上がる。これを全部たった一人でやり続けるのは、想像以上にきついことです。続いている人ほど、話せる相手を持っています。仲間でも、家族でも、伴走してくれる人でもいい。「今こういう状態で」と口に出すだけで、不思議とまた手が動きます。

一人で頑張りきれないのは、あなたが弱いからではありません。むしろ普通のことです。伴走者を持つという選択肢については音楽活動に伴走者は必要?で掘り下げています。向き不向きを判断するのは、環境を整えたあとで十分です。

続く人がやっている、5つの小さな習慣

最後に、実際に活動を続けている人たちに共通する習慣を、そのまま真似できる形でまとめます。全部やる必要はありません。1つ、今日から始められそうなものを選んでください。

  • やる時間と場所を固定する/「夜、机に座ったら、まず録音アプリを開く」のように、行動をトリガーに結びつけると、気分に左右されません。
  • 基準を「笑えるくらい低く」する/「一節だけ」「4小節だけ」。できて当たり前の基準にすると、連続記録が途切れません。
  • やったことを見える化する/カレンダーに丸をつけるだけでOK。続いている実感が、次の一歩を軽くします。
  • 振り返りは月イチだけ/数字を毎日見ると消耗します。月に一度、伸びた投稿を1つ見つけて翌月に活かす。それで十分です。
  • 話せる相手を1人持つ/進捗を報告できる相手がいると、再開の回数が段違いに減ります。

よくある質問

Q. モチベーションが上がらないと音楽は続けられませんか?

A. やる気は続ける条件ではありません。むしろ、やる気がない日でも回る仕組みを先に作ることが大切です。やる時間と場所を固定し、ハードルを極端に下げておけば、気分に左右されずに手が動きます。やる気は行動のあとから戻ってくることが多いです。

Q. 忙しくて時間がなくても続けられますか?

A. 続けられます。まとまった時間を待つのではなく、1日10分の枠を1つだけ確保するのが現実的です。歌なら一節、作曲なら4小節でも進みます。今はスマホ一台で録音も発信もできるので、通勤中やすき間時間でも活動は前に進みます。

Q. 何度もやめてしまう自分は向いていないのでしょうか?

A. やめてしまうのは意志が弱いからではなく、多くの場合、一人で全部を抱えているからです。続いている人ほど、話せる相手や振り返る相手を持っています。伴走者がいるだけで再開の回数は減ります。向き不向きより、環境を整えることを先に考えてください。

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