昔は、デモテープを郵送して返事を待つのが事務所探しでした。今はまったく違います。スマホ1台で、探す・見つけてもらう・連絡するが完結する時代です。この記事は、SNSに慣れていない人でも迷わないように、探し方を極小のステップに分けて、そのまま使えるDMの例文までつけて解説します。難しい言葉は、その都度かみ砕きます。
SNS時代の事務所探しには、2つの入口があります。片方だけでなく、両方を回すのがいちばん強いです。
ここで大事な用語を一つ。DMとは「ダイレクトメッセージ(相手に直接送る個人メッセージ)」のことです。SNSのアカウントに、公開の投稿ではなく一対一で連絡できる機能です。難しく考えず、丁寧なメッセージだと思ってください。
「見つけてもらう」のほうは、tuki.さんやimaseさんのように、ネットの発信からファンや関係者に見つかっていく今の流れそのものです。SNS発でチャンスをつかんだ人の共通点はSNSから売れたアーティストの共通点にまとめています。まずは全体像を、両輪で回すイメージで進めましょう。
初めての人でも迷わないよう、極小のステップに割ります。今日、この順で一つずつ進めれば大丈夫です。
候補を並べるときは、規模だけで選ばないのがコツです。大手と中小の違いは音楽事務所の大手と中小の違い、種類ごとの見方は音楽事務所の種類と一覧の見方を見ると、自分に合うタイプが絞れます。通えなくても大丈夫か不安な人はオンライン完結の音楽事務所という選択肢もどうぞ。
いちばん手が止まるのが、この「最初の一通」です。難しく考えなくて大丈夫。含めるのは次の4つだけです。
これをそのまま形にすると、こうなります。コピーせず、自分の言葉に置き換えて使ってください。
はじめまして。弾き語りで活動している〇〇と申します。夜、一人で頑張っている人の隣にいるような歌を、週に二本ずつ投稿しています。貴事務所が、これから伸びていく人にオンラインで丁寧に伴走されていると知り、ご連絡しました。私の音楽はプロフィールのリンクからご覧いただけます。もしご縁がありましたら、一度お話しできましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
やってはいけないのは、名前も入れずに同じ文を一斉送信すること。審査する側は、それが一目で分かります。名乗りとプロフィールの整え方はアーティストプロフィールの書き方に例文があります。デモ音源の送り方まで含めた作法はデモ音源の作り方と送り方を参考に。
もう一つの入口、「見つけてもらう」を強くするには、発信を少し整えるだけで十分です。バズる必要はありません。事務所の人が見たときに「続けているな」「世界観があるな」と伝わればいいのです。
| 整える場所 | やること | 目安 |
|---|---|---|
| プロフィール | 何をする人か一行で書く | 3秒で伝わる言葉に |
| 直近の投稿 | 数本、良い状態にしておく | 15〜30秒のショート中心 |
| 投稿の頻度 | 途切れず出す | 週1〜2本でも十分 |
| 世界観 | 色・雰囲気をそろえる | 見た瞬間に「その人」と分かる |
最初の一投稿が怖い、という人はとても多いです。その気持ちのほぐし方は投稿するのが怖い・恥ずかしいを乗り越える方法に、顔を出したくない人のやり方は顔出ししたくない人のSNS発信のやり方にまとめました。ショート動画は最初の2〜3秒が命なので、リールで音楽を伸ばすも合わせて読むと届き方が変わります。一人で発信を続けるのが難しい場合は、投稿の企画から運用までを任せられるSNS運用代行という選択肢もあります。
SNS経由でも、正式な応募でも、選考の流れはだいたい似ています。今の時代のオーディションは、対面より先にオンラインで進むことが増えました。イメージをつかんでおきましょう。
面談で何を見られているかは音楽事務所は何を見て合否を決めるのかで詳しく解説しています。受かる人と落ちる人の差を知りたい人は音楽事務所のオーディションに受かる人の共通点、応募から所属までの全体像は音楽事務所に所属するまでの流れ完全ガイドもどうぞ。
SNSは便利ですが、残念ながら怪しい話も紛れています。特に、向こうから急に「スカウトです」と近づいてくるケースは慎重に。次の項目で、立ち止まる目安を持っておきましょう。
詳しい見分け方は事務所スカウトは本物?と音楽事務所の募集の見分け方にまとめてあります。少しでも不安なら、一度持ち帰って調べる。この一手間が、あなたを守ります。
ソウタさん(仮名・22歳)は、フォロワー約120人。数字は控えめでしたが、半年間、毎週金曜に弾き語りのショートを投稿し続けていました。ある日、気になっていたオンライン中心の事務所に、思い切って一通のDMを送ります。文面は、この記事の例文とほぼ同じ、名乗り・理由・音楽の場所・丁寧な締めの4点だけ。
翌週、返信が届きました。決め手は、フォロワー数ではなく「毎週金曜、途切れず続けている」ことと、DMに事務所への具体的な一文が入っていたことだったそうです。オンライン面談を経て、ソウタさんは所属が決まりました。
「バズってなくても、続けていることがちゃんと見てもらえるんだと知って、送ってよかったと思いました」——ソウタさんの言葉です。
この事例が示すのは、SNS時代の探し方は数字より続きで決まることが多い、ということです。地方に住んでいても、オンラインなら距離は関係ありません。全国から挑戦できる時代の戦い方は地方在住でも音楽で売れるにまとめています。
A. 公式アカウントが応募や連絡を受け付けている場合、DMで丁寧に連絡すること自体は失礼ではありません。大切なのは、一斉送信のようなコピー文でなく、その事務所を見た上での言葉を添えることです。名前や、なぜそこに連絡したのかが一文あるだけで、印象は大きく変わります。
A. 見てくれる事務所はあります。数字そのものより、続けて発信しているか、世界観に一貫性があるかを重視するところが多いです。フォロワーがゼロに近くても、これから伸ばす前提で受け入れる事務所はあります。スタールートも発信を始めたばかりの人を歓迎しています。
A. 向こうから急に「スカウトです」と近づき、費用の説明を曖昧にしたり契約を急がせたりする話には注意が必要です。誠実な相手は決断を急かさず、質問に丁寧に答えます。公式サイトや実績を確認し、少しでも不安があれば一度持ち帰って調べる姿勢が身を守ります。
A. できます。今はスマホ1台で、録音も撮影も応募文の送信もすべて完結します。パソコンや高い機材は必須ではありません。まずはスマホで数本の投稿を整え、公式アカウントや募集ページから連絡すれば十分に応募できます。
STAR ROUTE MUSIC AGENCY
スタールートは、フォロワーの数より「続けている人」を見る音楽事務所です。スマホしかなくても、発信を始めたばかりでも大丈夫。全国どこからでもオンラインで、所属の相談から発信の設計、楽曲制作、SNS運用代行まで一緒に考えます。うまく一人で発信できない人には、投稿の企画から運用まで丸ごと任せられる選択肢もあります。所属の相談は何度でも無料。まずは今のあなたを聴かせてください。